FXの値動きにおける本質的な考え方

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ご訪問ありがとうございます。

管理人のアルさんです。

 

今回はFXの値動きにおける本質的な考え方について解説していきます。

 

FXの値動きというのは、全くバラバラで完全にランダムに見えると思います。でも実は、ある程度理論的に動いています。

値動きが常に生き物のように見えるのは、値動きを作っているのが人間だからです。でも人間は考える生き物であるがゆえに、ある場面では似た様な行動を取ってしまいます。

 

そのある場面と動き方について解説します。参考にして頂ければ幸いです。

 

 

値動きの原因

値動きとは、人間の心が動くことにより起こります。

 

例えば、スーパーでキャベツが1玉500円だとします。

あなたは買いますか?

 

高くて買いませんよね。

 

では、1玉50円だったらどうしますか?

 

きっと「安い!!」と言って買うと思います。

 

500円だったら動かなかった心が、50円では「安い!」と動いて購買行動に出ました。

 

FXも同じようなものです。

自分が思う価格より安いと思えば買いますし、高いと思えば売ります。

 

値動きが複雑に見える原因は、さらにそこに「負けたくない、マイナスになりたくない」という思いが込められているからです。これもよく考えればシンプルなものです。

 

 

人の心が動くとき

基本的に人の心が動く時というのは、その心に余裕がない時です。

いわゆる“動揺する”という状態です。

 

FXにおいて動揺している場面はどこでしょう?

 

答えは保有ポジションがマイナスになっている場面です

 

利益が乗っている時は余裕を持って相場を見ています。だから多少の値動きがあっても心が乱される事はありません。逆にポジションがマイナスになっている時は、どうやってこのマイナスを解消するかと焦っている状況です。よって小さな値動きにも敏感に反応します。心に余裕が全くありません。

 

 

“負けたくない”が行動原理

FX投資において、“負けたくない”が行動の根本を成しています。

そもそも「負けたいなぁ」なんて思ってFXをやっている人はいません。

みんな負けたくないのです。

 

負けたくない一心により、利益が乗ったらすぐ決済してしまったり、含み損があっても損切りすることができなくなります。

理想は“損小利大”ですが、いわゆる“損大利小”に陥った状態です。

 

相場にもその考え方が値動きとして現れます。

 

 

値動きの正体

ダウ理論の正体

“ダウ理論”は知っていますか?

 

「高値が切り上がり、安値も切り上がった時に上昇トレンドという」という理論です。

このダウ理論も、負けたくない心を反映した特徴的な値動きの一種です。

 

ダウ理論の中身をよく知らずに結果だけ知っている人は、せっかくなのでダウ理論の原理を覚えて下さい。

何事にも原理原則がありますので、しっかりと理解していきましょう。

 

下の図を見て下さい。

この中で赤○で囲んだ部分の人間の心理は分かりますか?

そして同様に青○囲んだ部分の人間の心理は分かりますか?

 

 

赤○の部分では、

前回の安値より高い所で買った人が、前回の高値を越えた所で“なるべく多くの利益を狙って”決済をした場所です。

なるべく多くの利益を狙っていますが、どこが山のてっぺんになるか分からないので早めに決済したいと思っています。

 

青○の部分では、

買いの決済と一部の売りの人たちによって価格が下がってきたが、前回の安値に近づけば近づく程“値ごろ感”が出てしまうので早めに決済したいと思っています。

 

 

特に青○の部分は、どこから値が上がってくるか分からないので売りポジションの人は早く手放したい所です。ところが、次の買いを狙っている人は、なるべく安く買うために下がってくる事を期待しています。

その綱引きによって、緑の矢印になるかオレンジの矢印になるかが決まります。

 

赤○は、なるべく利益を伸ばしたい人のチキンレースによって前回高値を更新し、青○はなるべく負けたくない人の売り決済となるべく安く買いたい人の買い上げによって前回安値を切り上げる。”

 

というのがダウ理論の正体です。

 

抵抗帯の正体

上の図の青○は、前回の安値と高値の間である事が多いです。

前回の安値と高値の間はレートが反発する抵抗帯となっているからです。

 

この抵抗帯の正体も簡単に説明がつきます。

 

下の図を見て下さい。

抵抗帯を考える前に、赤線でポジションを持った人を考えてみます。

赤線はレートが下がっている事から、売りでポジションを持った人が多いことが分かります。

 

前回の安値でレートが上がってきてしまい、前回高値まで超えました。

この時売りのポジションを持っている人は、「含み損が増える前になるべく早く決済してしまいたいなぁ」と考えています。このままレートが上がってしまったらどうしよう、下がってこなかったらどうしよう、と不安になっています。

 

そして、じっと我慢していたらレートが戻ってきたじゃありませんか!

前回の高値付近で売りポジションを持った人は、前回の高値を下回ればプラスで決済できます。

レートが下がるにつれ、損益ゼロのポイントで売りポジションがどんどん決済されていきます。

 

ここでも、売りポジションの人たちは、「いつまたレートが上がるか分からないから、早く決済したい」と考えています。

 

そしてその気持ちによって、前回安値を目安に赤線の人たちが決済をするのです。もちろん、そこに新規の買いポジションを取る人も出ますから、前回安値よりも上でレートが反発するというわけです。

 

 

ランダムを演出する人達

もちろん、すべての値動きが上で説明した通りにいくとは限りません。

ランダムを演出する人達がいるからです。

 

例えば、「前回の高値安値の間が抵抗帯になるから、ここで買おう(売ろう)」と考える人たちをカモにしようとする人がいます。

上の図の青○の場所で買いポジションを持った人は、多くが前回安値を目安に損切りラインを決めています。

つまり、前回安値のすぐ下には、買いポジションの人達の決済(売り)注文が大量に置いてあるわけです。

これを大きな資金を持っている人が大量に売り注文を追加する事で、強引に前回安値を下回らせます。すると買いポジションの人達の損切りによる決済で大きく下方向に値動きが起こります。

 

こうして大きな資金を持っている人がさらに大きな利益を上げていきます。

 

この動きを一般的に“ロスカットハンター”と呼んでいます。

 

そしてさらにこの動きをカモにしようとする人が、そしてその動きをカモに…の連鎖によってランダムな値動きになってしまいます。

 

 

値動きの理屈が分かったら

値動きに対する理屈は理解できたかと思います。

結局はすべて「負けたくない」という心の動きがレートを作っているわけです。

 

じゃあこれを今後どのように生かしていけば良いか。

 

それは、レートを見る時に「今のレートは、誰のどんな心の動きによって作られているか」をしっかりと考えながら見ていくことです。

また、FXは勝とうとする投資ではなく、いかに負けないようにするか考えるのが大切です。

 

“敗者のゲーム”という本がありますが、そこにも値動きの心理の本質が書かれています。

FXの専門書ではありませんが、非常にためになります。

時間がある時に是非読んでみて下さい。

(探せば近所の図書館にあるかもしれません。)

 

↓この本です。

敗者のゲーム原著第6版 [ チャールズ・D.エリス ]


ミスが出ないように、カモにされないように、簡単に罠にかからないように、慎重に取引を行って下さい。

 

また、値動きの真実がなかなか理解できない人でも勝てる手法を紹介しています。

是非一度ご覧下さい。

脱負け組!FXで負けないための理論的でシンプルな手法【その1】

 

 

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カテゴリ:投資  [コメント:2]

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コメントは2件です

  1. さくら より:

    はじめまして
    さくらと申します

    私もFXをやりながら、資産ブログの構築に
    はげんでおります。
    なかなか進まないのですが
    同じような方がいらっしゃって
    親近感を覚えました

    よろしくお願いします

    • arusan より:

      >さくらさん
      コメントありがとうございます!
      FXをやりながら資産ブログを構築しているなんて、完全に一致していますね!!
      もし宜しければさくらさんのブログのリンクを貼らせて頂きますので、教えて下さいね。

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